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静岡リハビリテーション病院

25年の歴史を生かし、より良いリハビリテーション医療の提供を

「全人間的復権」というのが本来の直訳ですが、言い換えますと病気やケガなどで生じた問題に対し、再びその人らしい生き方が送れるように様々な手段をつかい、尊厳や権利を回復することと言えます。

リハビリテーションというと普通は、急性期病院やリハビリテーション病院において1対1で行う訓練を思い浮かべます。最近では、リハビリテーションの領域が拡大して広い意味でのリハビリテーションが重要とされています。では、広い意味でのリハビリテーションとは何でしょうか。場所や空間的な広がりと、時間的な広がりがあります。 場所や空間的な広がり

病気で倒れられてから、急性期病院に入院し、数日するとベットサイドでのリハビリテーションが開始されます。
各種の専門療法士が治療を担当しますが、寝たきり予防のリハビリテーションに関しては看護師が行う病室での姿勢維持や種々の介護が重要です。
次に、状態が落ち着いてから、各療法室での治療が始まります。機能が回復すると、外泊も試みられます。
リハビリテーションでは、外泊時の様子もその後の治療に大変参考になります。また、退院前にご自宅を訪問させていただき、退院前訪問指導を行うこともあります。また、退院してからも、医療機関への通院だけでなく、介護保険サービスを利用しながらのリハビリテーションが継続されます。

このようにリハビリテーションを行う場所を考えてみると、療法室だけでなくて、病室やご自宅、さらには地域でのリハビリテーションの場が大切といういうことがわかってきました。

また、時間の流れの中でも、急性期に出来るだけ早くリハビリテーションを開始し、回復期には重点的なリハビリテーションを行い、自宅に戻られてからも地域で長期間行うリハビリテーション、つまり機能維持や楽しみのために行う慢性期リハビリテーションが、らせん階段のように連続しています。最近は、慢性期のリハビリテーションは介護保険を利用して行うことが多くなってきています。

その人らしく生きていくということに対して、潜在能力の拡大を目指すために様々な人がそれぞれの専門の領域で関わっていきます。

当院では主に回復期から維持期といわれる時期のリハビリテーションを支援しています。