TEL 054-270-1221

静岡リハビリテーション病院

患者さまの立場で

突然の病気やケガで、ご本人はもとより、ご家族の皆様も、途方にくれておられることでしょう。お察しいたします。

救急車で搬送され、病院での検査や治療で、無我夢中の数週間が過ぎ、やっと落ち着いたころには、「あとはリハビリですよ」と急き立てられるように富沢の地に来られたことと思います。

患者さまの中には、未だ口から十分に食事も摂れず、車椅子への乗り移りも他人の手を借りなければ出来ず、オムツだって取れていない方もおられるでしょう。

「本当は、もう少し前の病院に入院していたかったのに」そんな患者さまの声は、医療費削減政策の前にかき消されています。

このような医療情勢の中で、「患者さまが、身の回りのことが出来るようになり、自宅に戻る」それがリハビリテーションの目的です。

リハビリテーション医療は、療法士と一緒に行う毎日の治療が中心となりますが、車椅子や歩行器、杖での入院中、看護師やヘルパーの介助で、日常生活動作を行う事も重要な事です。入院、退院、退院後の生活設計に関しては医療ソーシャルワーカーがお手伝いいたします。

入院中、症状の悪化や肺炎その他の合併症で、リハビリテーション治療の実施が困難な場合は、紹介医療機関、かかりつけ医と速やかに連絡を取り、転院のお手伝いをいたします。

リハビリテーション病院の役割には、急性期病院からご自宅への橋渡しと考えています。おおよその入院期間は3〜6ヶ月間ですが、自宅復帰が困難な場合でも、退院後の生活の場を探すお手伝いをいたします。

もとより医療は、医師、看護師、療法士などの為にあるのではなく、医療を必要とする患者さまのために存在します。当院は、建物も築20年を越え、設備の老朽化に加え、マンパワーにも限界がありますが、皆様の声を真摯にうけとめ、今後も努力を続けたいと思っております。


 静岡リハビリテーション病院 病院長 清水言行