私たちは、24時間患者さんに責任を持ち、安全、安楽に医療が受けられるよう看護に取り組みます。
1日の勤務は、昼、夜の2交代制を行っており、患者さんの自立を目標にし、自分で出来ることは自分でおこなえるよう援助をしていく、それがリハビリへとつながっていきます。
障害のある方の介護に対し不安は大きいと思いますが、日常生活の援助は病棟で詳しくご説明いたします。
ここでは看護をするために必要な知識を少しご紹介いたします。
- 1)オムツの種類と用途
- 当院では5種類の紙オムツを使用していますが、患者さんによって使用するオムツは異なります。
リリーフ ⇒ トイレに行けない方に使用しています。
尿取りパット ⇒ 尿漏れする方に使用しています。
テーナ ⇒ 夜間、オムツの方に使用しています。
いたわり ⇒ 尿量の多い方に使用しています。
ケアリーパンツ ⇒ トイレに行ける方に使用しています。
※オムツの当て方や商品については病棟でご説明いたします。 - 2)医療処置について
- (1) 経管栄養
胃チューブによるもの ⇒ 鼻から胃にチューブを入れ栄養を摂ります。
胃瘻(いろう)によるもの ⇒ 直接、胃に管を通し、栄養をとります。
(2) 尿道カテーテル(バルーンカテーテル)
排尿が自力でできない為、膀胱に管を入れて尿をだします。
(3) 吸引
痰がらみがあり自力で出せないとき行います。
(4) 吸入(ネブライザー)
喘息や乾燥していて痰が出にくいときに行います。
その他、患者さんの状態に応じ適切な処置を行います。 - 3)安静による機能低下
- 寝たきりになると色々な機能が低下します。
- A.褥瘡(じょくそう)
- 寝たきりになると褥瘡のできる原因となります。
【 褥瘡とは…? 】
一般にいう床ずれのことです。寝たきりになってしまうと皮膚が長時間圧迫され循環障害を起こし床ずれになってしまいます。できてしまうとなかなか良くならないため、まずは予防することです。
・発生要因として
(1) 皮膚の摩擦とずれ
(2) 栄養不足
(3) 失禁や汗による湿潤(しつじゅん)
(4) 便汚染
・予防法
(1) 座ること
(2) 体位交換・・・2〜3時間ごとが目安
(3) マットの工夫(できれば除圧マットなどの使用が望ましい)

※ 座ることはとても大切です。安楽な体位を保てる工夫をしましょう。 - B.脱水
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水分補給より排泄量が増えると脱水になります。高齢者は体内に蓄積された水分が少ないため脱水になりやすいのです。そのままにしておくと意識障害を起こすこともありますので注意が必要です。

・初期症状
(1) 元気がない
(2) 食欲がない
(3) 尿量が減る、便秘になる
(4) 吐き気
(5) 37度前後の発熱
(6) 皮膚の乾燥
1日1000mlほどの水分を摂ることが理想的です。
飲水を多くするようにこころがけましょう。 - C.便秘
- 自然排便を促すことが大切ですが、身体の自由がきかないと便秘になりやすいものです。飲水にこころがけたり、運動をしたり、下剤の服用、どうしても出ないときは浣腸等、行います。習慣や個人差がありますが、使用する下剤も異なりますので看護師にお尋ねください。
- 4)介護者の健康
【 介護ストレス 】
(1) 頭痛、肩こり
(2) 腰痛、便秘
(3) 疲れやすい
(4) 熟睡できない
(5) 不安、イライラ
【 対策 】
(1) 介護の負担を一人で抱え込まず家族も巻き込みましょう。
(2) プロの手を借りることや在宅サービスを有効に利用しましょう。
(3) 完璧でなく手を抜くことも必要です。
(4) リラックスして楽しい介護となるように 発想の転換を!
(5) 規則正しくバランスのとれた食事をしましょう。
(6) 睡眠をとることが疲労回復にいちばんです。自分にとって必要と思われる睡眠時間を確保しましょう。

