第37回静岡リハビリテーション懇話会 一般演題概要

A−1−1
両肺切除術後ATレベルの有酸素運動を実施した一症例
発表機関:独立行政法人国立病院機構静岡医療センター・国立駿河療養所  
発表者:○近藤健司(理学療法士)小原伊都子(理学療法士)町田ゆり子理学療法士)加藤倫卓(理学療法士)北野桂介(理学療法士)佐久間誠司(理学療法士)  
演題概要:短期間に胸腔鏡下肺切除術と肺切除術を実施した症例に対して、適切な運動処方を決定するため心肺運動負荷試験を実施しATレベルの運動負荷で有酸素運動を継続的に行ったところ、肺活量・運動耐容能・運動時低酸素血症が改善したので報告したい。

A−1−2
当院での回復期心臓リハビリテーションについて

発表機関:独立行政法人国立病院機構静岡医療センター・国立駿河療養所 
発表者:○加藤倫卓(理学療法士)小原伊都子(理学療法士)近藤健司(理学療法士)
町田ゆり子(理学療法士)北野桂介(理学療法士)佐久間誠司(理学療法士)
演題概要:近年急性期での心臓リハビリを行う施設は徐々に増えつつあるが、回復期で継続的に行っている施設は、全国のAMI受け入れ施設の約11.8%と極低率であるとの報告がある。当院では平成16年度より理学療法士が積極的に回復期心臓リハビリに参加するようになり、包括的なアプローチの一因を担っている。今回は当院での回復期心臓リハビリの紹介とその成績について報告する。

A−1−3
急性期病院における心臓手術リハビリテーションの一症例
発表機関:静岡市立静岡病院 
発表者:○小野田博繁(理学療法士)篠原宏幸(理学療法士)中沢 稔(理学療法士)
田中伸明(理学療法士)牧野泰枝(理学療法士)中野聡子(理学療法士)
演題概要:平均寿命の延長や手術術式の進歩により心臓手術は増加している。しかし、加齢による諸臓器の予備力低下、危険因子の複合化のため術後合併症の危険性は高い。急性期心臓リハでは、早期離床、早期社会復帰を目標に、術後合併症の発生予防に配慮しながら、可及的早期に自立歩行を目指す。 今回、心臓手術を施行し、術前より理学療法を開始した症例について報告する。

A−1−4
橋病変脳卒中の経過について
発表機関:静岡市立清水病院 回復期リハビリテーション科
発表者:○原木弥生(医師)坂元隆一(医師)重野幸次(医師)池ヶ谷昌宏(理学療法士)望月武英(理学療法士)渡辺修司(理学療法士)石田あや子(作業療法士)中澤亜紀(作業療法士)
演題概要:初発の橋病変脳卒中は比較的発症年齢若く短期間の入院で在宅復帰といった印象が強く他施設でもそのような報告が散見される。橋病変患者と他病変患者との入院期間、FIMによる経過評価について比較しその特徴と当科の役割について検討した。初発の橋病変群では急性期病棟入院中に改善率を示すことが多いがさらに回復期リハ病棟でのリハを継続することによって短期間での在宅復帰あるいは復職が可能となることが示唆された。

A−1−5
高次脳機能障害者との関わりの中から
発表機関:中伊豆リハビリテーションセンター
発表者:○鴻野美帆(ソーシャルワーカー)

演題概要:高次脳機能障害は日常生活に大きな支障をもたらすが、その症状は一見わかりにくく、患者自身認識していないことが多い。
 そのため日常生活を支える家族や支援者の存在は重要であり、生活する環境への配慮も欠かせない。
今回高次脳機能障害者の治療から社会復帰への支援に関わったので報告する。

A−1−6 
復職が困難だった高次脳機能障害者の支援に関係機関が連携できた1症例の報告
発表機関:静岡市立清水病院 
発表者:○佐々木浩三(言語聴覚士)西野ふみ子(言語聴覚士)濱田悦子(言語聴覚士)
赤間美千代(言語聴覚士)坂元隆一(医師)原木弥生(医師)畑 隆志(医師)重野幸次(医師)
演題概要:高次脳機能障害者の復職は困難である事が多いのはよく知られている。また一度復職してから問題が表面化しその結果退職せざるおえなくなる患者さんも少なくない。今回脳出血発症後他院にてリハビリを受けその後復職したが職場に適応できず休職した症例に対し当院で再評価訓練しながら保健所、職業センター、職場の保健師などが連携協力し再び職場復帰に結びついた高次脳機能障害の症例を報告する。症例は40歳代男性である。

A−1−7
回復期リハビリ病棟における心房細動症例のリスク管理-ワーファリンの休薬により脳梗塞を合併した症例を中心に
発表機関:静岡市立清水病院 リハビリテーション科
発表者:○坂元隆一(医師)原木弥生(医師)重野幸次(医師)佐々木浩三(言語聴覚士)
大石由美子(看護師)日吉清美(看護師)近藤しのぶ
演題概要:20064月から12月までの9ヶ月間に当院回復期リハビリ病棟に入院した139例のうち脳梗塞症例は55例である。そのうち心房細動に対するワーファリンの休薬により脳梗塞を発症し回復期リハ病棟へ入院した症例、また、脳梗塞、右片麻痺、失語症で回復期リハ病棟入院中に再梗塞を来たしたが救命しえた発作性心房細動症例等を呈示し、Afに対する抗血栓療法の重要性につき、検討を加え報告する。

A−2−1
脳卒中急性期における診療報酬改定後の訓練時間についての検討
発表機関:静岡市立清水病院 リハビリテーション技術科 
発表者:○中野 渉(理学療法士)澤野公一(理学療法士)勝又和也(作業療法士) 大村なおみ(理学療法士)田中みどり(作業療法士)坂元隆一(医師)原木弥生(医師)重野 幸次(医師)
演題概要:脳卒中後に早期から1日あたりの訓練を多く行うと早期離床につながり、機能障害やADLが改善されることが示されている。我々は第36回懇話会において、当院における介入時期と訓練時間について報告した。H184月より、診療報酬改定により、算定可能な単位数が124単位、週に108単位までと増大し、訓練時間が増加することが予測された。そこで、診療報酬改定後の介入時期と訓練時間について検討し、報告する。

A−2−2
療養病床再編における医療ソーシャルワーカーの役割
発表機関:御殿場高原病院
発表者:○楢木博之(医療ソーシャルワーカー)岩田依子(医療ソーシャルワーカー)
演題概要:介護療養型医療施設が6年後に廃止されることが決定しました。また今年度から、患者の状態別診療報酬が導入されました。今、療養病床再編の動きが進んでいます。この中で、医療ソーシャルワーカーは何をしていけばいいのでしょうか。今回の発表では、療養病床再編の動きに対して、医療ソーシャルワーカーは何ができるのか、何をすべきなのかについて、御殿場高原病院での実践を通して考えていきたいと思います。

A−2−3
当院における外出訓練の参加基準について
発表機関:静岡リハビリテーション病院発表者:村松 剛(理学療法士)熊谷範夫(作業療法士)山田洋一(理学療法士)望月志穂美(理学療法士)
演題概要:当院では入院患者を対象に1〜2ヵ月に1度の頻度で外出訓練を行っている。参加者は外出訓練を通して退院後の生活に自信をつけ、また担当者や家族と目標や課題を再確認でき、退院に向けての支援、退院後の生活の範囲・質の向上に有効となっている。今回、これまで行ってきた外出訓練の参加前の評価から参加者の身体機能・動作能力等を調査し、参加基準についての若干の知見が得られたので報告する。

A−2−4
医療安全対策チームの活動報告・職員対象の介助法研修を行って
発表機関:静岡富沢病院 リハビリテーション科・看護科
発表者:○中沢 忍(理学療法士)小田房子(看護師)勝見節子(看護師)佐藤徳子(看護師)曽根とみ(看護師)中川一美(理学療法士)
演題概要:当院では,平成16年より「医療安全対策チーム」を発足させ活動している。今回、i員に対して介助方法の基礎を再確認するための研修を行った。その結果、職員の安全に対する意識を高めることができた。研修前後に行ったアンケートの結果を基にその報告をする。

A−2−5
脳硬塞、腰椎骨折患者のトランスファー援助の取り組み  
発表機関:静岡市立清水病院 回復期リハビリテーション病棟
発表者:小澤尚子(看護師)先生恵美子(看護師)西澤道恵(看護師)松田美保(看護師)山田和代(看護補助員)池ケ谷昌宏(理学療法士)中澤亜紀(作業療法士)西野ふみ子(言語聴覚士)
演題概要:今回脳硬塞により左片麻痺、発動性の低下がみられ、また既往に腰椎骨折もあり、トランスファー動作困難な患者を担当した。当初はトランスファー方法も確立されず、困難さがあったが、リフトを導入し、自宅退院に至った。その事例について報告する。

A−2−6
当院で取り組んでいる勉強会の紹介
発表機関:静岡リハビリテーション病院 
発表者:○税田菜央子(作業療法士)勝見智之(作業療法士)中澤陽介(理学療法士)
福山悟史(理学療法士)下地麻美(作業療法士)大橋りえ(理学療法士)
熊谷範夫(作業療法士)山崎美代子(看護師)
演題概要:当院では、職員間の交流と、患者様によりよいサービスを提供する為の介助技術の向上、及びリハビリテーションの啓蒙活動を目的に、療法士と職員スタッフ間で有志による勉強会を行っている。平成156月から月1回おこなっており、勉強会がスタートして約2年半が経過した。
 今回、当勉強会の内容や方法に対する意見を把握する為、病棟スタッフを対象にアンケート調査を行ったので報告する。

A−2−7
ケアハウスとは発表機関:ケアハウス ラポーレ駿河
発表者:○塚本裕一(相談員) 
 ケアハウス「ラポーレ駿河」は、平成元年のゴールドプラン(高齢者保健福祉推進十ヶ年戦略)に軽費老人ホームのC型として創設された新しいタイプの老人福祉施設です。食事付きの高齢者向けマンションといった様なもので、高齢者の方が快適で、安心した生活が出来るよう設計されています。今回は、ケアハウスの説明や予防介護の取り組みなどについて触れたいと思います。

B−1−1
齢者等のQOL向上を目指した多職種との連携方法について−食べることを通して−
 
発表機関:静岡県歯科医師会
発表者:○羽切惠美子(歯科医師)鈴木克美(歯科医師)井川利幸(歯科医師)
片山貴之(歯科医師)河野吉紀(歯科医師)清水敏行(歯科医師)
大村尚嗣(歯科医師)氣賀康彦(歯科医師)
演題概要:高齢者等のQOLの向上のため、介護保険制度が見直され、地域リハビリ推進事業が推進されています。そして、予防から終末期までの連携体制の整備が必要とされています。
 そこで、静岡県歯科医師会では、歯科医師が参加し、どのように協力できるか、情報提供書等を利用した多職種との連携方法について検討しましたので報告します。

B−1−2 
静岡市(葵・駿河区)における口腔機能向上事業〜おいしく食べよういきいきプラン〜の取り組みについて発表機関:静岡市保健福祉局保健衛生部健康づくり推進課・静岡市障害者歯科保健センター ・静岡歯科医師会・静岡県立大学短期大学
発表者:○秋山穂奈美(歯科衛生士)大庭はるみ(歯科衛生士)森田英津子(歯科衛生士)

高木佐余子(歯科衛生士)服部 清(歯科医師)片山貴之(歯科医師)藤原愛子(歯科衛生士)演題概要:口腔機能向上事業は、要支援・要介護状態の発生予防を目的に、要支援・要介護状態に陥る恐れの高い高齢者等を対象として集団で実施するものである。この事業を本市においては、平成18年9月より11月まで実施し、19年1月に再評価を行う予定である。
 11月の評価結果では、受講者は衰え始めている自分の機能に気づき、機能の維持・向上を目指す自主的な行動を促すことができていた。また、嚥下回数などからも改善傾向が観察され、事業効果が期待できた。

B−1−3
経口摂取向上を試みた患者の看護を通して回復期病棟の看護師の役割を学ぶ
発表機関:JAリハビリテーション中伊豆温泉病院
発表者:○加藤麻美(看護師)福地めぐみ(看護師)
演題概要:今回、前院よりPEGを造設され経口摂取が2回まで開始されていた患者が入院当初より体幹バランスが悪く、長時間車椅子座位が保てない。高齢で認知症もあるため間接的嚥下訓練も効果的でないため、現在も経口摂取向上には至っていない。今回の看護の実際から他職種との連携をはじめ、家族への情報提供が重要であると、回復期病棟の看護師の役割を学ぶ機会となったのでここに報告する。

B−1−4
低酸素脳症後に発症した依存性に対するチームアプローチについての一考察
発表機関:慶応義塾大学月ヶ瀬リハビリテーションセンター
発表者:○蓑毛たつこ(看護師)三田しず子(看護師)田中さつき(看護師)

 演題概要:リハビリ患者に一般的に認められる心理状態の一つである依存に重点を置き、患者の意欲を引き出し向上させるためのチームアプローチとして「情報交換を密にし、統一した援助を行う」「患者の一時的言動にまどわされず傾聴し考えを聞き、説明に時間をとる」「患者の意思決定を促す」「患者家族への説明と同意」を行った。介入する中で、家族関係が、患者の意思決定を促すきっかけを作ることを学んだのでここに報告する。

B−1−5
脳幹梗塞による失調症状への理学療法 〜立位動作を中心にアプローチした一症例〜
発表機関:静岡リハビリテーション病院
発表者:杉山善乃(理学療法士)熊谷範夫(作業療法士)山田洋一(理学療法士)
山口 光(作業療法士)櫻井佑子(言語聴覚士)島尾三郎(医師)野田幸男(医師)
演題概要:今回、脳幹梗塞により片麻痺と失調症状を呈した症例を担当した。片麻痺は比較的軽度であったが重度の失調症状が認められた。入院時は起居動作を含む日常生活動作全般に介助を要していたが、患者は歩行への希望が強く寝返り動作や坐位保持等の練習に対して不安やストレスを感じていた。そこで不安を軽減するために立位動作中心の練習を行い、日常生活動作介助量に改善がみられ、歩行軽介助での退院が可能となった。経過について報告する。

B−1−6 
特別養護老人ホームにおける看取り介護の現状と課題
発表機関:特別養護老人ホーム晃の園発表者:○花井節子(施設長)杉山結子(部長)後藤 仁(生活相談員)
演題概要:在宅における終末期医療の充実が図られる中,介護保険制度においても,本年4月より施設サービスの中に「看取り介護」が設定され,施設の体制整備,職員研修,看取り介護計画書の作成,利用者側との綿密な打ち合わせなどが必須となった.リハビリテーションとは対置するともいえる看取り介護について,その概要と,当施設における看取り介護の状況,およびそこから得られた知見や課題を紹介する.

B−1−7
体幹の固定性向上×達成感×意欲の向上=行動の改善
発表機関:萩の里・白萩病院 
発表者:○松永知子(理学療法士)志賀かおり(理学療法士)牧野 寛(理学療法士)
望月美季(作業療法士)寺尾美孝(作業療法士)青田安史(理学療法士)山下敏寛(理学療法士)
演題概要:我々は、日常的に肥満傾向で体幹不安定の片麻痺患者を経験する事が多い。今回端座位にて体幹へのアプローチを実施した。その結果、姿勢や歩行の向上が見られ、一つの達成感を感じた。御本人はこれとは異なる達成感をさらに得て、我々の期待以上の生活リハビリの意欲の向上につながった。その結果、体幹の固定性や達成感、意欲の向上が相乗効果となり、様々な場面で行動が大きく改善した症例を経験したので若干の考察を加えて報告する
 

B−21
在宅生活を送る筋萎縮性側索硬化症患者へのアプローチ
発表機関:城西神経内科クリニック
発表者:○仲野由紀(理学療法士)名取悟美(理学療法士)杉山晃子(作業療法士)
岩崎美奈子(ケアマネジャー・看護師)石垣泰則(医師)
演題概要:筋萎縮性側索硬化症(以下ALS)は症状が進行すると動かせる身体部位が減少し、呼吸機能も低下していく。今回、当院外来リハビリテーション(以下リハ)に来院しているALS患者様を担当した。そのかかわりの中で、症状が進行するため在宅生活を送るにはその状況に合わせて動かせる身体部位を最大に利用すること、周囲との連携が必要と感じた。これまでの経過と今後の課題について報告する。

B−22 
看護助手の技術向上のための勉強会
発表機関:慶應義塾大学月が瀬リハビリテーションセンター 
発表者:○高島まゆみ(看護助手)伊澤貴美代(看護助手)佐野順子(看護助手)
演題概要:私たち慶應月が瀬リハビリテーションセンターの看護助手は、平成18年度の活動目標を「効果的な勉強会を企画・運営できる」とし、看護助手院内勉強会係が中心となり企画・運営を行っている。本年度は「看護助手マニュアルに基づいたADL介助の基本を学ぶ」をテーマとして行った。その結果介護の基本を振り返り、患者様の立場になって行う事の大切さを感じたのでここに報告する。

B−23
認定資格を活用した多職種連携の取り組み
発表機関:静岡市立静岡病院
発表者:○篠原宏幸(理学療法士)河合王明(看護師)興津英和(臨床工学技師)
久保田美保子(栄養士)

演題概要:現在,各職種の専門性を認定した学会レベルでの資格がある一方で,特定の分野についての知識あるいは技術を有する者に対して,単一の職種に限らず、認定される資格がある。今回、リハビリテーション医療に関連した認定資格(3学会合同呼吸療法認定士・心臓リハビリテーション指導士・糖尿病療養指導士)の当院における取得状況と,その資格を活用した取り組みについて紹介する。

B−24 
デイサービスセンター嘉響における活動の紹介〜その方に合ったアクティビティとは〜
発表機関:特別養護老人ホーム晃の園
発表者:○増田明日香(相談員)伊藤志保(相談員)小林幸三郎(介護福祉士)演題概要:介護保険の改正に伴い、当デイサービスセンターでは非該当・予防型・介護保険の利用者が一緒に一日を過ごしている。開設して約3年が経過し、目に見えて利用者の体力低下が目立ち始め、利用者同士の身体的なレベルの差が出始めた。そのため利用者一人一人に合った機能訓練やアクティビティが求められる。 今回当デイサービスセンターで行っている機能訓練や作品作りの紹介。また一人の利用者の活動とその成果について報告する。

B−
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リハビリテーション科における脳卒中病棟との連携
発表機関:静岡市立静岡病院 
発表者:○中沢 稔(理学療法士)中野 聡子(理学療法士)泉澤 佳乃子(言語聴覚士)
直里 佳子(看護師)清水 言行(医師)
演題概要:急性期病院である当院の平均在院日数は200610月から1218日現在で14.8日である.急性期病院から回復期病院への早期転院,または自宅への早期退院へと医療の効率化が図られている中で,患者・家族に安心したリハビリテーションを提供できるよう担当医・病棟と連携している.今回,リハビリテーション科が脳神経外科・神経内科病棟と現在取り組んでいる連携の実際と今後の課題などを報告する.

B−26通所リハビリテーションでの外出訓練の報告
発表機関:遠江病院
発表者:○山下明美(作業療法士)浅井泰司(理学療法士)岩崎朋子(理学療法士)
演題概要:介護保険制度の改正から半年以上が経過した。今年4月より、当院通所リハビリテーションでも介護予防事業を開始した。そのプログラムの中で、1ヶ月に1度、数回に分け外出訓練を実施している。現在半年以上訓練を継続しており、参加者にも定着しつつある。今回参加した利用者にアンケート調査を実施したので
報告する。

B−2−7
車椅子生活から「バスに乗って友人に会いに行きたい」へ  
発表機関:白萩病院
発表者:○新妻沙織(理学療法士)山下敏寛(理学療法士)
演題概要:リハビリを実施し、効果を上げて日常生活の活動が向上していくには身体能力も必要になるが、精神面も重要になってくる。今回、歩行能力を中心とした運動機能がプラトーと判断されたものの、介護職員から可能性があるのではないかとの相談を受けた。大腿骨頚部骨折手術後で日常生活の自立に対し消極的で、依存心の強いの症例を経験した。下肢機能の改善が必要のことはもちろん、精神面の不安定さが本来持っている能力発揮を妨げていると判断した。そこで身体・精神面に対してケアハウスと連携し治療を実施し、自信がつき、日常生活に対しての身体・精神面での変化がみられたため若干の考察を加えて報告する。